陸マイラー御用不達:神戸空港のススメ
(※神戸空港のHPより拝借)
個人的には一番好きではあるのですが…大阪拠点の修行中の方であまり利用していると滅多に聞かない神戸空港:UKB。
今回は、シンプルな魅力をお伝えしたいと思います。
神戸空港のあれこれ
まずは神戸空港の概要です。
- 開港:2006年2月16日
- 管理者:神戸市
- 滑走路:2500m 1本
- 利用者:2015年度253万人(地方管理空港65港中1位)
- 発着便:1日30便制限・15時間制限
神戸空港の弱み
神戸空港は神戸市が90%出資して建設した空港なれど、赤字続きで経営は難航を極めているそうな。
なぜここまで赤字なのかというと、神戸空港には空港というハード上の問題、ユーザー視点からの弱みがあります。
最大の弱み①:発着制限のある空港
大阪(OSA)には、関空・伊丹・神戸と3空港があり、開港当初は関空が不振に喘いでいました。そのため、関空の利益を守るために、神戸空港は1日30便で開港時間は15時間(7時〜22時)と制限がかけられます。
国際線も制限されてます。チャーター便とビジネスジェットでの国際線利用は可能ですが、発着時間の制限があるため、そちらも伸び悩んでいる様子。
滑走路も長距離国際線の場合は3000mの滑走路が必要だそうですが、2500mの滑走路の神戸空港は長距離チャーター便の発着も難しいみたいです。
最大の弱み②:ANAラウンジがない(泣)
陸マイラー御用不達の最大の理由はこれじゃないでしょうか?
発着便に限りがあるのですが、ほとんどが共同運航便でANAの機材ではなくLCCの機材で運航しているため、プレミアムクラスの設定が早朝・夜遅便にしかない…
そして?だから?ANAラウンジがない!!(泣)
贅沢に慣れた陸マイラーの皆様が利用するはずありませんよね。。。
プレミアムポイントを稼ぎたい時に、プレミアムクラスが無いのも痛いですよね。早朝はありますよ!
神戸空港のオススメポイント
陸マイラーに致命的な弱みのある神戸空港ですが、ごく一般的な使い方をするなら、とてもいい空港です。声を大にして言えます。
縁も所縁もないですが、神戸空港を擁護するためにオススメポイントをご紹介致します。
超コンパクト
神戸空港は本当にコンパクトです。一応、地方空港の中では大きい空港ですが、世界第8位の人口を擁する大阪圏の空港としては、超絶コンパクトです。
【空港入口→チェックイン→保安検査→搭乗口】という飛行機に乗るために必要な行程が、一瞬で終わるのです。
見てお判りいただけるように、ポートライナーからの直通通路から2階出入り口から入ると、目の前は保安検査場。
空港に入って、20秒で保安検査場入口に着きます。
(神戸空港利用推進協議会の動画より)
再び、主張します。
(神戸空港利用推進協議会の動画より)
神戸空港も、必死で主張しております。
カードラウンジもオススメ!!
神戸空港には上級会員用ANAラウンジが無いものの、カード会員用ラウンジが保安検査区域内にあります。
(私めは保安検査区域内のラウンジが大好きです。)
大体、ANAは③番、④番から搭乗になるので、↑(図)の青丸部分だと、目の前が搭乗口なわけです。
大きな空港だとラウンジから搭乗口までの移動時間も「出発時間10分前に遅れないように、5分前行動の5分前行動の5分前行動の…」と日本の神経症的教育方針でそわそわするのですが…
神戸空港なら、目の前が搭乗口!
滑走路が1本でシンプルでいいね!
神戸空港は2500mの滑走路が1本。しかも便数が厳格に決められているので、他便との滑走路の取り合いが少ないのです。
羽田空港やら関西空港で、「飛行機は地を這う乗り物だったのか?」と思うほど長い地上走行もなく、「もう着きそうなのに、降りませぬ…」という着陸の順番待ちも、ほとんどありません。
離陸・着陸のタイムロスが少ない空港!それが、UKB!
安心の同一機材!
修行僧御用達の同一機材もありますよ!
同じ色のところが同一機材です。
これなら、UKBタッチも安心安全!
プレミアムクラス設定もないので、当日グレードアップという散財もしなくて済みますよ!
修行らしい修行コースです。
本日のまとめ
- 記事にした割にインパクトがないことに気がつき、やっぱり神戸空港は伸び悩むんじゃないかと思います。
- SFC会員に成り上がったら、私も結局は神戸空港を使わないんじゃないかと思います。
- でも、その日までは神戸空港を愛用しようと思います。
- 修行で一度は神戸空港においでませ。(神戸空港とは利益相反の関係にはございません。)
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