FX案件の段階的攻略法:どのサイトから攻めるか
高額報酬が魅力のFX案件。
ついでにクレジットカードの発行のように個人信用情報によって落ちたり、審査落ちで個人信用情報に傷がついたりすることがないため、トライするのに制限がないのもFX案件の魅力。
でも、「投資」とか「為替」とか「日経平均株価」とか聞くと、意味が分からなすぎて鳥肌がたつあなた。私もです!!
それぐらいの初心者が書く記事になります。
ポイントためだけに取引するとはいえ、単純な1通貨だけの取引で終わることのできるサイトは「SBI FXトレード」だけです。
その他の会社でポイント成果条件をこなそうとすると少なくとも、1万通貨(さっきの1万倍)の取引をしなければいけません。
取引すればするだけ、得もしますが、損もします。
リスクを絶対に負いたくない方は「SBI FXトレード」の初期条件だけに留めておく方がいいかもしれませんが、マイルのためにもう少し他の案件にもトライしていきたい。でも出来るだけ安全にトライしていきたい、ということで、出来るだけスモールステップな登山ルートを考えてみました。
FX:Foreign Exchange とは
そもそもFXとは何ぞやということを多少理解しておかないことには、安全な登山はできません。調べました。
外国通貨を売買し、為替の変動で利益を得る取引のことをFXと言います。
例えば、1ドル100円時に1ドルを買って、1ドル110円時に1ドル売ると、10円儲かる、という仕組みです。
相場が逆に動いている時、つまり1ドルが110円から100円に落ちていく場合があります。この場合は110円で売って、100円で買う、ということできます。
持ってもないドルを売るってのは変な感じですが、取引会社から借りて、あとで買って返しているというイメージです。
つまり、ドル高(ドルが高くなっていく)時は買い→売る、ドル安(ドルが安くなっていく)時は売る→買う、ことで儲けられるので、相場がどちらに動いていようが、いつでも儲けることの出来る取引です。
「安く買って、高く売る」これ、商売人の常識。
FXの危険性
しかし、何となくFXって怖い。絶対に損するっていう気持ちないですか?
そうなんです、損するんです。そんな簡単にお金は儲かりゃしまへん。
そんな簡単に儲かったら、つまんないですわ、人生。
かと言って損したら、面白くないですけど。
まず損する時はこの2パターン。
相場が思ったように動かなかった!!!!
例えば5月。北朝鮮との有事モードが最高潮時よりは和らいで、米雇用統計も堅調でドルがどんどん高くなっていっていました。
うーん、手堅い!ここは、ドルが高くなっていきそうだから、「買うぜ」となります。
もうちょっと高くなったら売って、儲けてやろうと。
しかし、予想外にもトランプ大統領がロシアに機密情報を流したというスキャンダル。一気にドルが落ち目に。
これは数秒単位で変動していきます。ある人にとっては、予想外の儲けになるかもしれませんが、トレンドを見て、その予測通りに注文していた人にとっては、大損。
しかし、こればっかりはどうしようもないことですよね。
思ったように動かなくても、それが現実。
(あぁ、現実を見ることが辛い…今夜も赤字を持ち越してる…)
リバレッジによって、損失がでっかいぞ!!!!
例として、シンプルに100円→110円を挙げましたが、10円も為替が変動したら、超大変なことです。
実際には、111.1111円と下4桁部分の変動で取引します。111.1111円で買った1ドルが、111.1121円になったので売った。
儲けは、0.0010円!つまり、1ドルの売買で0.1銭の儲け
「やったーーー♪」
って思います?「いやいや、何買えるんさ!?」って思います?
儲けは儲けですが、微々たる儲けを重ねるのも大変なので、もし1000ドル買っていたら、1000倍の儲けになっていて、0.1銭×1000倍=100銭=1円の儲けになるはずです。
しかし、1ドル111.1111円時に、1000ドルは11万1111円が必要になります。10円のもうけを出そうと思うなら、1万ドル=111万1111円必要です。
10円のために111万動かせます?
よほど、お金が余ってないと難しいですよね。
しかしFXでは取引会社が、証拠金を預けることによってお金を貸してくれて、手元には実際にはお金がないのに、取引させてくれるようになります。
大体、証拠金は発注金額の4%です。1000ドル=11万1111円分注文したければ、4444円で11万1111円を動かせるようにしてくれます。
つまり、4%で動かせるということは、証拠金の25倍を運用できるようにしてくれているということになります。この25倍というのがリバレッジです。
リバレッジのおかげで持ち出すお金に対して25倍の利益を上げることができます。
すなわち25倍の損失を出すこともできます。
利益は幾らあっても問題になりませんが、損失は大問題です。
安全装置?慈悲なき死神?ロスカット
下落前に指値の売り決済の注文を出していたドル。ずーっとずーっとドルが下落して、ついに来ちゃったよ、アラートメール((((;゚Д゚)))))))ロ・ス・カ・ッ・ト警・報!
— wakana@わかな修行始めたってよ (@wakana777sfc) 2017年6月6日
顧客が財産を大幅に失ってしまわないようにロスカット(強制決済)というシステムが働いています。
各会社で異なりますが証拠金維持率60〜30%でのロスカットが多いです。
証拠金維持率とは、現時点での資産(入金額+現時点での損益)に対する、必要証拠金(レバレッジ25倍の場合は発注の4%)の割合。
例)1万円の入金で1ドル110円を2000通貨買ったが、1ドル109.5円になった場合
証拠金維持率=現時点での資金(1万円ー1千円)/必要証拠金(8800円)
=102.27%
さらに、ドル安が続き、1ドル109円になった場合
証拠金維持率=現時点での資金(1万円ー2千円)/必要証拠金(8800円)
=90.09%
例えば、50%の場合は、このロスカットによって、入金している資金の50%は守られます。*1
一方で、(もう少し待てば相場が戻ったかもしれないけれど)強制決済によって損失が確定してしまう、という意味では恐ろしいギロチンシステムです。
しかし、苦しみ(本人の葛藤)なく一瞬という意味ではとても慈悲深いシステムとも言えます。
本当に恐ろしいのは、ロスカット回避のために入れてしまう追証金
しかし、本当に恐ろしいのはロスカットではありません。追証金です。
追証金とは、追加証拠金のことです。
証拠金維持率が100%を切ってくると、すなわち、その時点で決済したら証拠金を支払えないことになります。
取引会社としては、これは負債になりますので、証拠金分の入金を求めて来ます。
(FX会社からのわたくしへの暖かいメール)
この 必要証拠金の不足額への充当、これがつまり追(加)証(拠)金ですね。
これを入金すれば、証拠金不足も解消されますし、証拠金維持率も上がって、ロスカットの危険性も減ります。
つまり、どういうことか。
損失をより増やすスペースを作っただけ!
追証金を入れて、その後に相場が戻って来たとしたら、危機を乗り越えたという美談です。しかし、さらに相場が損失の方向に動き続けるならば、明日にはまた追証金督促のメールがくるでしょう。
資金が底つくのが先か、相場がプラス方向に転じるのが先か、チキンレースです。
資金が焼きついた時には、灰しか残らないでしょう。
追証金の恐ろしさを教えてくれるお話を紹介しておきます。
私の愛読書!「闇金ウシジマくん」!
コミック第7巻途中〜第9巻に収録されている「フリーターくん」という話。
プー太郎で借金を親に払わせるダメ息子と、相談なく早期退職した夫を抱えた、奥さんが株に手をだす話。追証金の果てに待っていたのは…。
超リアルで怖いです。私は、魂の底から震えました。
どのFX案件から手をつけるべき?
と、散々怖い側面ばかりを強調して来ましたが、得/成功は幾らあっても困らないけど、損/失敗は大ダメージです。
あまり欲をかかず、慎重に行きたいものです。(自戒)
数ある案件の中から手をつける時に、FXについて全く分からないと、どの案件から手をつけるか悩みますよね。
不勉強は私は報酬の高いの案件から安易にトライしようと思ったのですが、結果としては正解でした。
なぜなら、大抵の場合、最高報酬額を提示している案件は、みんな大好き「SBI FXトレード」だからです。
多くのブロガーさんでもおすすめされています。
SBI FXトレードが最も初心者にとってハードルが低く、かつ、高報酬が貰える案件だからです。幾ら高報酬でも、ハードルが高すぎたり、リスクが高すぎたら、「日経平均株価?なにそれ?高いの安いの?」という人向けではありません。
SBI FXトレードの他にも色々と案件はあります。以下が、SBI含め、主なFXの案件です。
まず1件目にSBI FXトレードをおすすめする理由
SBIの報酬がずば抜けて高いことと、成果条件を見ていただきたいです。
入金は1万円でOKで、特筆すべきは取引単位が1通貨ということです。1通貨という単位で取引ができるのは、SBIだけ。
1通貨ということは、1ドルを買(売)って、1ドルを売(買)ったら、それでOKです。動かすお金は4%なので、だいたい4円ちょっと。
速攻で注文と決済してしまえば、プラスマイナス1銭、2銭程度で終わります。
もっともリスクが低いです。取引通貨が1千通貨ならリスクは1000倍、1万通貨ならリスクは10000倍。
SBIにはアフィリエイトの契約を断られたので、宣伝する義理もないのですが、まずFX案件の1件目はSBIがいいと思います。
SBIの画面を使って、取引方法を解説してくださっているブログがあります。実際の取引の際にはこちらがとても参考になります。
ちなみに取引画面はExplorerが推奨環境で、Chromeでは粗方大丈夫ですが、時々、取引画面のメイン部分が出てこなくなります。(↓の通り)
私のMac book AirのSafariでも取引画面真っ白です。どないやねん。。。
2件目以降での安全登山ルート
見るべきポイントその1:成果条件の取引量
SBIで1000通貨動かすことに慣れて、さて次の案件ですが、成果条件の取引量にご着目ください。
取引量が多くなればなるほどに、何度もリスクに晒されるわけですから、取引量が多すぎるところは避けたいものです。
SBIが外れ値的に「1通貨」ですが、他は大体「1万通貨〜」になっています。成果条件をクリアするための取引量が1万がもっとも初心者向けで、次に3万、10万という感じになっています。
見るべきポイントその2:取引単位
取引単位もSBIが外れ値で、他は「1千通貨」あるいは「1万通貨」になっています。
もちろん後者は前者の10倍のお金が動いて、リスクも10倍です。手元資金も潤沢に用意しておかないと、トラ◯プ氏の言動一つでロスカットの憂き目に遭うので、様々な面でハードルが上がります。
となると、「1千通貨」で取引できることが初心者の安全策になります。
見るべきポイントその3:スプレッド
本格的に投資のために世界経済を勉強している方がこの記事を読んでるわけがないので、おそらく一番メジャーなドル円で取引されると思います。
スプレッド=FX会社に支払う手数料になります。このスプレッドが大きければ大きいほど、為替の変動具合が大きくないと、こちらは利益が出ないのです。
1ドル110.1円で買って、110.3円で売る時
・スプレッド0.27銭(0.0027円)…110.3-110.1-0.0027=0.1973円
→1000通貨で197.3円
・スプレッド1銭(0.01円)…110.3-110.1-0.01=0.19円
→1000通貨で190.0円
相場が1円分でも動いたら、大波ですので、スプレッドが大きいと、それだけ大波を待たねばならずリスクが増します。しかも手数料が惹かれるので、ただでさえ少ない収益が減ります。
(ドル円のスプレッドが高くても他の通貨ペアのスプレッドが低かったり、他の還元率が高かったりと一長一短なので、本気でFXを頑張る人は総合的に判断してください。)
FX案件の安全登山ルート
入門
なんども言ってしつこいのですが、SBI FXトレード。取引量、取引単位、スプレッドどれをとっても入門者用の設定。
初級
取引量が1万通貨で、取引単位が1千通貨、スプレッドが0.3〜0.6銭。SBIからスムーズに移行できそうな条件ばかり。
- 外為ジャパン…案件報酬も高いので、トライしておくべき案件
- ヒロセ通商 LION FX…案件報酬はそれほど高くないが、外為ジャパンと同じような取引条件でトライしやすい案件
- YJFX…ポイントサイトでの案件報酬ははっきり言ってワクワク感低い。独自でキャンペーンを展開しているので、公式がお得なキャンペーンをしている時にキャッシュバックにのっかかってみる案件
(これはただの画像です。Yahoo ファイナンスによくバナーが出ています)
FXの仕組みが粗方分かってきたら
やや取引量が多めの案件。新規で10万〜20万くらいはチマチマ重ねて行けば達成可能な範囲。ただ、ややガチでFXをし始める感じになります。
- FXプライム by GMO…往復10万(新規と決済合わせて10万通貨)すればいいので、1千単位の積み重ねでも達成可能範囲。
- 外為どっとこむ…新規10万通貨ですが、初級がクリアできるなら、手が届く範囲。
- トレーダーズ証券…往復30万なので、これも根気よく1千ごとの小さな取引を重ねて行って達成可能範囲。
ガチンコ勝負
最低取引単位が1万通貨になってくると、FXでがっつり稼ぐことを前提にした仕組みと言えます。動かす資金も段違いになってくるので、ここら辺からは、ただポイント欲しさだけでは難しいかもしれません。
- DMM FX・GMOクリック証券…成果条件の取引量の条件はあってないようなハードルの低さですが、取引単位が1万通貨なので本格派です。
システムトレード
入金だけしておいて自動取引というFXもありますが、これは失ってもいい余剰資金がある方がなさられたらいいんじゃないかと思います。
為替を予想するプログラムに沿って、自動で注文と決済をしてくれるため、入金したらあとは寝て待つだけ。あら不思議、お金が増えてるわ♪
という夢のような話だけでは絶対すまないでしょう。プログラムに予想できないことが起こるのが為替。
- マネースクウェアジャパン・アイネット…自動取引でどんどん取引を展開してくため、取引量・取引単位は気にすべきところはない。ただ、大きな額を入金しておかないと取引を重ねていくことができず意味がない。しかし、入金しているお金は常にリスクに晒されているので、余剰金でどうぞ!
まとめ
- FXで起こりうる危険性は認識しておく。
- ポイントのためだけ、リスクは負いたくない方は「SBI FXトレード」だけ。
- もう少しFX案件にトライしたい時は、取引量・取引単位・スプレッドを確認する。
- リアルにFXしたい人は、こんな初心者のブログは参考にせず、ちゃんとFXのお勉強をなさってください。
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*1:急激な為替変動や取引会社の休日に当たる場合などは、ロスカットが間に合わずさらに大きな損失が出る場合もあります。