SFC修行:シンガポールでマーライオンを捕まえる 観光編②
シンガポールで良い子は絶対に真似をしてはいけないヘマをしたわかなです。
ヘマについて書いた記事はこちら↓
旅程
さて、初の一人海外ということで、
日本ですでに予約して確定させていた予定は3つ。
①現地バレエレッスンに行くこと、②シンガポール・バレエ団の公演を見に行くこと、③フラトンホテルのアフタヌーンティー。
その他に絶対に行くと決めていたのは、①変な樹に登ること、②がっかり名物マーライオン、③ラッフルズホテル、④TWGのティーサロン。
自分のポンコツさを知っていますから、丸2日間の内容としてはあまり欲張らないものにしていました。
キーワードはバレエと紅茶。まぁ、優雅。
観光初日
第1の落とし穴:トランジットホテルで放電
チャンギ空港に23:15に着いたため、深夜料金のタクシー代を払って繁華街のいいホテルに深夜にチェックインするのも勿体無い、と思い、1泊目は空港内のトランジットホテル「Ambassador Transit Hotel Twrminal3」に宿泊しました。
(ホテルの詳細はホテル編に書きたいと思います)
さっとシャワーを浴びて、あとは寝るだけ。そういった意味ではトランジットホテルにしたことは数少ない正解の一つだったような気がします。
しかし、USBコンセントでスマホとiPadを充電しながら寝ること一晩。機内でずっと充電していたのでほぼ100%だったはずのバッテリーが朝起きたら、50%やんっ!
6時間の放置でも50%も使わないよね!私、寝ながらずっとTwitterでもやってたのかなっ??
日本国内だって、初めての土地に行くときにはフルで活用しているデバイス達。このままで良いわけがないので、6時間滞在型のトランジットホテルを出て、隣のラウンジに移って、まさかの朝から1時間以上のデバイス充電タイム。
このアイドルタイムを市中の調べ物をしたいわけですが、もちろん充電を優先させるために、デバイスたちを触るわけには行かない。
6時間滞在の部屋だったので、睡眠時間は正味4時間半程度。そんなアイドルタイムには少し微睡んで、私自身も体力の充電を図るべきなのかもしれないけれど、ここは海外、寝たら身ぐるみ剥がされそう。
そもそも、初一人海外でテンションが上がりすぎて、珍しく覚醒度がMAX。
そわそわして、時々、ちらっとTwitterをのぞいたり、Google Mapをのぞいたり、我慢したり1時間。我慢も限界のところで、この充電タイム終了。
ちなみにラウンジのUSBコンセントに同じケーブルを刺して、ちゃんと充電できていたので、ホテルの部屋のコンセントはやはり吸収型だったらしい。海外コワイ。
チェックポイント①:現地バレエ・レッスン体験
ここまでで、すでに時間は朝の8時。1つ目のアクティビティ「現地バレエ体験」の前に2泊目のホテルに寄って、スーツケースを置いてくるというのは難しくなってしまいました。
じゃあ、空港から「現地バレエ体験」までMRTとバスで直接行こうと計画を変更するも、前回の記事に書いたSIM解除できないという失敗でロスタイムを、充電タイムというに時間浪費ミルフィーユし、 変更後の計画もまた変更。
Grabにお世話になって、レッスンスタジオまで連れていってもらいました。
Grabはいいですね!Google Mapに落としたピンのところまで、運転手さんが連れて行ってくれます。
Mapを睨んで、ここか?ここか?と必死で探してくれているのは、運転手のお兄さん。私は意味なく、探しているのか、景色を見ているだけなのか、落ち着きがないだけなのか、赤べこのように首を横揺れさせてるだけ。
無事にレッスンスタジオについたので、海外の建物に感動して、パチリパチリ。
そして、レッスンは超レベル高し…。教室によって振りのクセ(先生の好みの組み合わせ)が違うので、慣れないし、ついていくのが大変大変…。
いい冷や汗たくさんかきました。
でも、とってもいい先生でした!通い続けたら、技術・表現共に上手くなりそうです。
アクティビティ「バレエ」! 大満足でした。
(ご興味ある方はどこの教室かお伝えしまーす)
第2の落とし穴:2泊目のホテルが遠い。
冷や汗レッスンが終了後は、ガポッ子に紛れて公共交通機関で本命ホテルに向かうことにしました。
歩くと暑いわ、スーツケースは邪魔だわでホテルに事前に可能だったらアーリーチェックインしたい旨をメールで送っていたので、無理ならスーツケースだけでも預かってもらいたい気持ちでした。
2泊目のホテルは「Hotel Indigo Singapore Katong」というIHG系のホテルでした。
部屋自体はかなりの満足だったのですが、なんせ中心街から遠い。
ホテル周りにはMRTの駅がないため、バスに乗る必要があるのですが、前の記事にも書いたのですが、これまたバスの難易度が高い。
- バスは自分で止めないといけない
- 車内に路線図もなければ、次の停車駅の表示もない
- なのに事前に降車ボタンを押さないと止まらない
- つまりGoogle Mapをひたすら見続けて、駅数を数えていないと目的の駅で降りられない
ホテルまでの30〜40分の間に乗り換えが二度三度あったりもする。なるべく乗り換えが少ないパターンで行こうとするも、バスが充実しすぎていて、検索をかける度に違う経路が表示される。
そんな臨機応変じゃなくていいよ、Google Mapさん。さっき教えてくれたバスをもう一回教えて、プリーズ。
結局、半分車道に身を乗り出しながら希望のバスを待ち続け、止めて、乗って、ひたすらGoogle Mapとにらめっこして、慌てて降りたら手前の駅だったり、あっと思ったら駅が過ぎ去っていたり。
這々の態でホテルまで着きました。
結局、この時点でランチも食べられずに14:00過ぎ。まだアクティビティー1個しかしてないよっ!
スマホのバッテリーもないが、私自身のバッテリーももはやあがりそう。
それでも、この夜のバレエ公演のチケットを発行してもらうという超重要任務が残っていました。
チェックポイント②:低語学スペックでも現地観劇!
今回のシンガポールのハイライトでもあるバレエ観劇。
なんと幸運なことに滞在中にシンガポール・バレエ団の公演が!
「Ballet Under the Stars 2017」
Fort Canning Greenの屋外(!)ステージで行われる、シンガポール・バレエ団の毎年恒例の公演のようです。
みんなで芝生に座ってチキンにかじりつきながらバレエを観劇するという、超カジュアルなイベント。
めっちゃ面白そう!! 一人だけど。
という訳で、行ってきました。お一人さま35SGD(約2900円)。
お二人以上でディスカウントあり。 私は一人だけど。
実際にみんな家族やカップルでピクニックセット持って、超楽しそう!
私は一人で三角座りしていたけど、小さい子供たちもピザに夢中になったり、舞台のお姉さんに釘付けになったり、飽きて、そこらへんに転がっていたり、こういうの本当素敵。
演目は
- 9/1-3 コンテンポラリー3小品
- 9/8-10 クラシック・ガラ3作品(コッペリア・眠り・ドンキ)
私は9/3だったので、コンテ作品を鑑賞。めっちゃ良かった。
本当、気取らずにいけるイベントなので、気軽に楽しんでみたい方におすすめ。ただし、二人以上がもっとおすすめ。
低語学スペックでどうやってチケットを取ったか
シンガポールには日本で言うところのチケットぴあ的な「SISTIC」というエージェントがあります。
シンガポール・バレエ団のこの日のチケットも「SISTIC」を介して購入しました。
- ネットで予約
- 支払いはマスターカードで(マスターだと手数料が免除←重要)
- 受け取りはシンガポール内に多数あるカウンターで可能
ネット予約は安心の日本で手続きできるので、ネット翻訳も使いつつ慎重に予約。すぐに日付を間違ったりするポンコツですからね。
気をつける点は支払いを出来ればマスターカードにすること。
手数料が無料になります。masterpassというマスターカードの決済システムに登録して決済しました。
予約が出来たら、チケットを受け取らねばならないのですが、SISTICのチケット受け取りカウンターはシンガポールの主要な場所に多数あるようでした。
(上の地図に載っていませんが、チャンギ空港にもあります。Locate an Authorised Agent)
受け取りカウンターを調べてみるとホテルのすぐ隣のショッピングビルの2Fにある。これは素晴らしい幸運でした。
さて、人様にちょっと言えないほど学校歴が長いのに、英語が全く話せない・聴こえない私がシンガポールで過ごすために覚えていった英文の一つ。
「May I ask you a question? Where is 〜?」(ちょっと教えて?○○はどこ?)
しかし、目指すショッピングビルの2Fに行っても、SISTICらしき店・窓口はない。
闇雲に探しても仕方がないので、あるショップのお兄さんに「めい、あい…」と声をかけたら、めっちゃ嫌な顔された。
しかし、そのまま強引にSISTICの紙を見せて、SISTICはどこ?って聞くと、悩んだ末に指差しと「&#$%」と。
「&#$%」で何を言っていたのかはほぼ分からないものの、指差された方へと歩くと、いわゆるビルのインフォメーションコーナー的な場所にコンシェルジュさんが。
カウンターにはSISTICのポップも置かれていて、お姉さんに紙を見せると流れるようにチケットをくださいました。
ありがとう、一切問答なしにチケットをくれたお姉さん。ありがとう、最初はやな顔したけど何も買わない女に場所を教えてくれたお兄さん。
この低語学力でもチケット購入が出来たのだから、世の中何とかなるものだ。でも、英語が出来たら、もっと何とかなっていたはずだ。
チェックポイント③:マイラーさんを捕まえる
在星のマイラーさんも結構おられるんですね、びっくりです。
というわけで、マイラーさんタッチもしてきました。
左がチャイナタウンでかき氷の会!
(Twitterあるあるで、私が性別をうっかり間違えて認識していて、男性にオススメのアクセサリー売り場を聞くという頓珍漢をしておりました。失礼いたしました。)
右がバレエ観劇後に会った若メンとのチキンライスの会!
(手前のど・ピンク・ビバレッジは「Bandung(バンダン)」という飲み物でローズシロップに練乳・牛乳を混ぜたものらしいです。何も知らずに面白そうだから頼んで見たら、爆甘で、ガムシロをそのまま飲んでる感じでした。途中でリタイア…)
普通の友人にはPPを貯めに行ったなんていう狂おしいほどに恥ずかしい理由を口にせず、これで堂々とバレエ観に行ったの、友人とお食事したの、と言えるだけの旅程をこなしました。
チェックポイント③:進●の巨人ではない
ちなみに待ち合わせのために夜のシンガポール・ナショナル・ミュージアムの敷地を歩いていた時に出会ったモニュメント。
「こんなところに進撃の巨●が!!!」
と、今にも両手に掴んだ人を食べようとしている裸の女性のモニュメントが。
感動して写真を撮った後に、暗がりの中、モニュメントの台座に目をこらすと、作品名:「Peace」。
手に鳩が止まっている平和の象徴でした。なんだ、そうだったのか。
以上がシンガポ初日でした。
すでに5000字に至ってしまったので、2日目は観光編③へと続きます。
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